大学と知財

2000年頃から大学における技術に関する研究成果(特許権等)を、民間事業者に対し移転しようという動きが活発になった。

大学の中に知財部が生まれ、出願件数は年々増加し、民間への技術移転が望まれている。
民間との仲介役を果たすのがTLO(Technology Licensing Organization, 技術移転機関)。

・メリット
(大学)
収入になるかも
大学の技術力の評価のものさしになる
社会貢献できる。
(教授)
大学からOR社会からの評価が上がる
自尊心がくすぐられ、モチベーションが上がる
論文だけでなく、特許を情報源として扱える(企業の情報に強い)
重複研究を防止できる
(学生)
将来企業で研究職につくのなら、発明にかかる知識(職務発明等)は必須
先生のサポート役、研究室の知財部として役立てる。技術や権利の勉強になる
特許情報を研究テーマの参考にできる
パテントマップで、企業の強みや弱みを分析できる。
(企業)
良い技術を製品化し利益にできる。

・問題点
現時点ではとりあえず出願をしているだけ。選別がされていない。そのためお金ばかりがかかって利益にならないし、民間への移転もほとんどされていない。
そもそも大学の発明は産業向きではない。基礎研究は当たれば大きいが、応用研究の社会至上主義には敵わない。
企業のように発明で身を立てるのは難しい。

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