カラスの親指 by rule of CROW's thumb【映画】

悲しい過去を背負ったままサギ師になったタケ(阿部寛)と、成り行きでコンビを組むことになった新米サギ師のテツ(村上ショージ)。そんな2人の元に、ある日ひょんなことから河合やひろ(石原さとみ)と河合まひろ(能年玲奈)の美人姉妹、それにノッポの石屋貫太郎(小柳友)を加えた3人の若者が転がり込んでくる。彼らもまた、不幸な生い立ちのもと、ギリギリのところで生きてきたという。これをきっかけに始まる他人同士のちょっと奇妙な共同生活。やがて、タケが過去に起こしたある事件が、彼らを一世一代の大勝負へ導くことになるが、この時は誰一人、それを知る由もなかった…。社会のどん底で生きてきた5人の一発逆転劇。そして驚愕の真実が明かされる…。 (C) 道尾秀介・講談社 / 2012「カラスの親指」フィルムパートナーズ

☆☆☆☆☆
非常に面白かった。
すげーわ。
なんか非常にハラハラした。
一世一代の詐欺。良く出来てるわ。

埋もれる【映画】

大手食品会社に勤めていた北見透(桐谷健太)は、自社の産地偽装を内部告発したことで会社を追われる。消費者を思う正義感からの行動だったが、結果的に職場仲間の人生を狂わせたことに悩む北見は、自らも妻子と別れることとなる。傷心のまま故郷に戻り、市役所の非常勤職員として働き始めた北見だが、力を持つ市長(大友康平)を中心に役所内にも癒着や不正が存在していた。(C)2014 WOWOW INC.

☆☆☆☆
面白かったけど、「結局なんのドラマだったんだ……」みたいな気分になる。
スッキリしない終わり方は、それこそがこの映画のテーマっぽくて良いなぁと思ったけど、スッキリさせてほしい感じもある。

エリジウム【映画】

2154年、世界は完全に二分化されていた。 ひと握りの富裕層が上空に浮かぶスペースコロニー「エリジウム」で極上の人生を謳歌する一方、人類の大多数は荒廃しきった地球で貧しい生活を強いられていた。スラムに暮らすマックス(マット・デイモン)は、ある日不慮の事故に遭い余命5日と宣告されてしまう。生き残るには医療ポッドのあるエリジウムに進入するしかない。レジスタンス軍に参加し、決死の覚悟でエリジウムへ挑む彼の前に、冷酷非情な女防衛長官デラコート(ジョディ・フォスター)が立ちはだかる…!

☆☆☆
アマプラ映画。
プリズンブレイクのマホーン捜査官が出てきてなぜか嬉しくなる。調べたら「ウィリアム・フィクナー」という名前らしい。
ストーリーは「ディストピアへの反逆」かと思いきや「富裕層からの略奪」な感じ。ラストも一時的にはハッピーだけど、数時間後には戻ってそうな気がする。

サクラダリセット【映画】

特殊な能力を持つ人々が約半数を占める<咲良田>。街を出ると能力は使えなくなるが、その力は<管理局>によって慎重に、監視・制御されていた。17歳の高校生、浅井ケイは<記憶保持>の能力を持っていた。春埼美空は、世界を最大3日分巻き戻す=<リセット>できるが、それはケイと共に行動することで初めて成立する能力だった。ケイは、自身の力がきっかけで2年前に死んでしまった相麻菫の再生を今も祈り続けていた。そんなケイの前に、<モノを消す>能力を持つ村瀬陽香と<記憶操作>を可能にする岡絵里が立ちはだかる。(C)2017映画「サクラダリセット」製作委員会

☆☆☆
アマプラ映画。
リーディングシュタイナー持ちの主人公の話。
正ヒロインの女の子は髪型ロングの方が可愛い。なぜショートにしてしまったのか。
管理局が無能なのか有能なのか判断しかねる。
結末はイマイチな感じだけど、設定は面白かった。

ミッション・デブポッシブル!【映画】

任務遂行中に頭を撃たれて負傷したスパイJは療養中に150kgまで激デブ化!脂肪も自信もたっぷりな彼は、警備員のハオ・インジュンと日本での極秘書類に取り組むことに。コミカルな2人の前には、次から次へと予期せぬ危険が立ちはだかり―!?

☆☆☆
アマプラ映画。
日本が舞台の中国映画。
B級ギャグもの。アクションはすごい見応えあるし、随所の小笑いが多くて楽しい。あと完璧でない日本語がちょっと面白い。
ラストもすごい良かった。

七つの会議【映画】

都内にある中堅メーカー・東京建電。営業一課の万年係長・八角民夫は、所謂“ぐうたら社員”。課長の坂戸からはその怠惰ぶりを叱責されるが、ノルマも最低限しか果さず、定例の営業会議では傍観しているのみ。ある日突然、社内で起こった坂戸のパワハラ騒動。 そして、下された異動処分。訴えた当事者は八角だった。そんな中、万年二番手に甘んじてきた原島が新課長として着任する。成績を上げられずに場違いにすら感じる原島。誰しもが経験するサラリーマンとしての戦いと葛藤。だが、そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた。(C)2019映画「七つの会議」製作委員会

☆☆☆☆☆
アマプラ映画。
非常に面白かった。半沢も好きだけど、これも良い。
不良隠蔽は大きい小さい違いはあれど、製造業には必ず存在する。
テーマも展開も良かった。

あまくない砂糖の話【映画】


アマプラ映画。
アンチ砂糖の映画。
砂糖食べたら不健康になったドキュメントみたいな内容。
全部砂糖のせいにしてて面白い。特に果糖を敵視している。
太る原因はカロリーだと思っていたので、同じカロリー摂取で砂糖摂取の方が太ったという登場人物の実験結果はそんな可能性も有るのかと新鮮に感じた。
ただ全体的に信憑性は薄い気がした。
一番引っかかりを覚えたのは、
・砂糖がダメだけど、炭水化物はOK(同じブドウ糖では?)
・砂糖がダメだから、合成甘味料もNG(果糖が原因ではないのか?)
の2点。
所詮甘いものアンチの戯言か。
しかし虫歯の原因は砂糖というのは正しい気がする。
まぁ作中の事例は、砂糖摂取よりも歯磨き習慣の問題な気がするが。
信憑性が薄いと思いつつも、観たあとはちょっと砂糖は控えようかと思ってしまうのがなんとなく悔しい。甘いものを控えたい人は見たら良いと思う。そんな映画。