聲の形【映画】

映画版。
いじめる人、世話焼きな人、陰口叩く人……様々なタイプが登場。
自分の学生時代が思い巡る。車椅子に乗ってた同級生はただ大変そうだなと邪気はなかったけど、知的障害の人は内心バカにしてたかも。まぁ当時は知的障害の概念を知らなかったけど。
障害に限らず小学生時代のいじめは難しい。
ラブストーリーというより、障害者の悩みと救いの話。
他人の負担になるのって悲しい。どうしようもないだけに。死にたい老人的な。
主人公に対する辛辣な言葉が劇中に出てくるのが良かった。
批判も受け止めつつ、生きていく。

悪の教典【映画】

小説が面白かったので映画見る。
映画はイマイチ。まぁ2時間の尺に収めるのは難しかったか。
ハスミンがはじめからイカレ野郎なのが残念。もっと有能教師パートが欲しかった。
ギャップというか徐々に不穏になっていくのが良かったのに……。先生の異常性とか行動の意味が説明されないので、ただの皆殺しイカレ野郎列伝。インテリジェンスが足りない。ホラーでなくパニック映画寄り。ただテロリストに襲われる高校。
山田孝之の「ミヤ?」は面白かった。しかしも美彌が全くエロくないのが残念すぎる。調教プレイの映像化を楽しみにしていたと言っても過言ではないのに。

デジモンアドベンチャー tri. 第6章「ぼくらの未来」【映画】

デジモンTri最終章。
悪くなかった。
まぁ良くもなかったけど。完結しただけ良かった。☆2くらい。
しかし色々が全く説明されないのは消化不良。
というか6章もいらんかった。散々グダグダやって結局殺すんかい。ゴジラでやっとけ。
力がないと選ぶことはできない。選ばれしお子様たちが力あるものに翻弄されるだけの話だった。
……そんな話が観たかったんじゃないんだ。『ぼくらのウォーゲーム』の再来を期待してたのだ。

アマゾンレビューが惨状。
『子供の頃の宝物を汚されたショックが大きい』『最悪の一言に尽きる』『この内容ならやらない方がよかった。』……等、☆1が7割。
気持ちはわかる。アラサー世代、思い出のアニメの新作続編。期待せずにはいられない。
しかし、話が進んでも全然面白くならない。毎回毎回、今度こそは面白くなると期待を捨てきれずついに来た最終章。
せめて終わりが良ければ……