タイトル:TOKYO BREAKING NEWS [DVD]
著者: 出版社:グラッソ(Grassoc) 発行日: |
東京ブレイキングニュース(http://n-knuckles.com/)がなかなか面白い。読みふけってしまった。
東京ブレイキングニュースとは?
……大手マスコミでは持ちえない切り口で、今まで通りに「事件」「芸能」「アウトロー」「ディスカバリー(都市伝説)」「政治」「メディア」を、独自のストリート目線で斬っていくつもりです。
エロ界隈の情報に詳しい。アンチ警察、アンチ大手メディアなスタンスで書かれている。
読んだ記事メモ。
AV業界弾圧の幕開けか?公然わいせつで撮影スタッフ大量逮捕の余波
10/3の最新記事。
キャンプ場でAVを撮影したとして書類送検された事件について。
記事によると52人も摘発されていたらしい。んで、結局52人全員が不起訴となったらしい。
「前代未聞の茶番劇」と評す。
AV業界は自滅する?大規模なガサ入れをした警察の”真の目的”とは【1】~【7】
AV出演強要事件関連の記事。
知らないことだらけで興味深かった。
普通に誤解していたが、今回の事件の逮捕容疑は「AV出演強要(強姦)」ではなくて「労働者派遣法違反」であるらしい。結局的には100万円~60万円の罰金で収束。詳しくは記事へ。
しかしまぁ、喜ぶべきか悲しむべきか判断に迷う。本当に強要があったなら悪徳プロダクションの勝利(正義の敗北)だし、女優の虚言であれば正義の勝利である。
記事はメディアと警察批判、AV業界の実態、が主な内容。
深く考えたことはなかったが、「現行法でもAVは違法」らしい。
違法な理論を簡単に抜粋すると、
まず「AV(性行為・純性行為)」は「公衆道徳上有害な業務」。
で、「AV女優」と「AVプロダクション」は実質上の雇用関係にある。
だから違法(労働者派遣法ないしは職業安定法に抵触)。
唯一合法とするには、女優が建前だけでない本当の個人事業主になること(エージェント制の導入)。らしい。
最終章にて記者は、今後は、警察の”わいせつ取り締まり”はさらに過熱し、「エロ業界は四面楚歌かつサンドバック状態になるしかない状況」と未来を憂う。
美少女フィギュアは児童ポルノ抵触? ブログ削除騒動の不可解な経緯
広告主が児童ポルノを判断する時代。
昔読んだ本にも「グーグルがネット世界を征服しつつある」みたいなことが書いてあったが、国家の法律よりも強い権限を獲得したルールメイカーの存在を忘れてはいけない。
JKリフレ店「個室でプロレス技」で摘発、深刻化するロリコンビジネスの盲点
東京ブレイキングニュースにしては珍しい警察擁護寄りの内容。JKリフレは法解釈を多少無理してでも潰せ!
まぁそこまでは言ってないけど、法整備(線引き)しないとねって記事。
シリーズ「ネットウヨク論」第8回:インターネットで情報収集する際の基礎知識 「ネット上での声の大きさには理由がある」
「ネットで声の大きなヤツの大多数は暇人か病人である」
CG児童ポルノという造語に見る大手メディアの凋落3
メディア批判。ロリ女優の実年齢をバラすなよ!
“アダルト動画まとめ”が一斉摘発!業界が恐れる”2016年問題”の一環か
もっともな意見。
【児童ポルノの単純所持で罰則規定施行】自分を守るために必要なこと
「児ポの単純所持は “ドラ” である」なるほど面白い喩え。