過激な慈善活動をしている学生グループは、資源を狙った企業の森林伐採により絶滅の危機に瀕しているヤハ族を救おうと現地へ乗り込む。しかし、彼らの乗った飛行機はエンジントラブルを起こし、熱帯雨林に墜落。生き残った学生たちは助けを求めるのだが、そこにいたヤハ族とは、人間を食べる習慣をもつ食人族だった…。捕らわれた彼は一人、また一人と喰われていく-。
☆☆☆☆☆
アマプラ映画。
物事は深く考えなければならないなと、浅い感想を抱いてしまう映画。
作中のセリフ『考えるより行動』を見終わってから思い返させられる。
善悪がテーマ?ストーリーは人権侵害のショッキングな映像に感化された若者が現地に行って痛い目を見る展開。ザマアぇねと思いつつ、主人公の心情にも同調出来て複雑な心境。
全体的にドキドキする展開で中盤以降は見入ってしまった。
アマゾンのレビューに「ヤハ族は決して「部外者=食べ物」とする部族でも、まして「部外者=敵」とする部族でもないのである。」って書いてあってなるほどなと思う。逃げなくても殺されなかった可能性があったのか。完全に『ザ・フォレスト』の敵キャラとして見てた。
しかしもラストが良い。トラウマになりつつも、人権の多様性の許容量を増した主人公がスゲーなと思う。