朝井リョウが直木賞を受賞し、大きな話題を呼んだ原作の映画化作品。ひとつの部屋に集まった5人の男女。大学の演劇サークルに全力投球していた拓人。拓人がずっと前から片想いをしている瑞月。瑞月の元カレで、拓人とルームシェアをしている光太郎。拓人たちの部屋の上に住んでいる、瑞月の友達の理香。就活はしないと宣言する、理香と同棲中の隆良。理香の部屋を「就活対策本部」として定期的に集まる5人。それぞれが抱く思いが複雑に交錯し、徐々に人間関係が変化していく。「私、内定もらった…。」やがて「裏切り者」が現れたとき、これまで抑えられていた妬み、本音が露になっていく。人として誰が一番価値があるのか? そして自分はいったい「何者」なのか?(C)2016映画「何者」製作委員会
☆☆☆☆
アマプラ映画。
毒。心に毒。
就活を思い出して苦しくなる。今から思っても2度とやりたくない。
大学生に見せたら心折れそうな映画。
就活ってこれまでの人生を振り返えさせられて、自分の虚無さ、無能さを認識してしまうイベント。
色々頑張って来た人でさえ、運が悪ければ失敗する。
正答がないし、望むものが叶わない。
作中でSNSでの悪口が描かれてたけど、プライドを守るためみたいな感じで。
逆に自分は、悪口言えない人間。それは性格がいいのではなく、ブーメランで自身にダメージを負いたくないだけ。他人に批判されたくないだけ。
根本は同じかも。