舟を編む | |
三浦 しをん
光文社 2011-09-17 |
2012年本屋大賞 大賞受賞
玄武書房に勤める馬締光也は営業部では変人として持て余されていたが、新しい辞書『大渡海』編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか──。言葉への敬意、不完全な人間たちへの愛おしさを謳いあげる三浦しをんの最新長編小説。
面白い。
しかし内容はかなり地味。十数年かけて辞書を作る話。超地味。
でも時の流れがはやいのもあって飽きないし、主人公のまじめさんを始めとする各各のキャラが立ってて良い。是非映画も見てみたい。
あと、読み終わって本を閉じて「なるほどなー」とつぶやいてしまった。これは文庫化できないわ。単行本買って損はない!!
ワンパンマン 1 (ジャンプコミックス) | |
村田 雄介 ONE
集英社 2012-12-04 |
1~3巻読んだ。
もともとウェブコミックが原作なんだとか↓
http://galaxyheavyblow.web.fc2.com/
やー面白かった。
ドS刑事 風が吹けば桶屋が儲かる殺人事件 (幻冬舎文庫) | |
七尾 与史
幻冬舎 2013-04-10 |
静岡県浜松市で起こった残虐な連続放火殺人事件。被害者は元ヤクザ、詐欺師、OLなど様々で何の手がかりもない。しかし「ドS」な美人刑事・黒井マヤは現場で「死体に萌える」ばかりでやる気ゼロ。振り回されっぱなしの相棒・代官山脩介は被害者の間で受け渡しされる「悪意のバトン」の存在に気づくが――。最強ユーモアミステリー、シリーズ第1作。
タイトル詐欺。「ドS」と言うよりも「猟奇的」な女刑事。
キャラが立ってて面白いし、ストーリーの展開も面白かった。
過去作のサブリミナル的な突飛ミステリかとおもいきや、筋が通ってて良い。
ギャグめなトリックも好きだけど、良い意味で裏切られた。
さよならドビュッシー (宝島社文庫) | |
中山 七里
宝島社 2011-01-12 |
本屋で表紙買い。
音楽家を目指す女の子が~みたいな事書いてあったから、『のだめ』的な話を想像して読んでたら、まさかのミステリー。
「お、イケメン出てきた!ラブい展開か……?」と思ったらいきなり火事で人死ぬwww
でもともかくは面白い。
特にラストが好き。伏線を回収して、すごくキレイに終わる。