タイトル:タイガー & ドラゴン DVD-BOX |
『タイガー&ドラゴン』は、落語をモチーフとし、人情、師弟愛、家族愛を時にシリアスをまじえながらコメディタッチで描き、TBS系列で放映されたテレビドラマである。TBSプロデューサー磯山晶と脚本宮藤官九郎の名コンビがマンハッタンラブストーリー以降再び手掛けた作品で、主演は長瀬智也・岡田准一。
まず2005年1月9日に2時間の単発スペシャルドラマとして放映。その後続編という形で連続ドラマ化され、同年4月15日から6月24日まで金曜ドラマ枠(金曜日22:00 – 22:54)で制作・放映された。
タイトルはオープニングテーマとして用いられているクレイジーケンバンドの楽曲「タイガー&ドラゴン」に由来する。また当ドラマに登場する2人の主人公、「虎児」(小虎)と「竜二」(小竜)にも掛かっている。
古典落語の演目をベースにした一話完結の形式で進行する。まず前半部分で本編ストーリーの題材となる演目をどん兵衛が寄席の高座で演じ、更に寸劇形式で噺を再現して内容を分かりやすくし、後半部分で小虎が同じ演目を本編とリンクした形にアレンジして演じる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%BC%26%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3_(%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%9E)
全11話。今日一日かけてみてた。
超面白い。2005年放送のドラマ。8年前か、15歳。当時も見ていたが、内容はまったく忘れていた。歌だけはiPodに入ってるのだけど。
それにしても宮藤官九郎すげーな。なんというかすごい。
第1話 芝浜(しばはま)
酒ばかり飲んでいるとんでもなく駄目な夫が芝浜で大金の入っている財布を拾う。しかし朝起きると財布なんて無かった。妻に聞いても「夢じゃないの?」と言われ、男は諦めて改心し、真面目に働き始めるようになる。
その後、妻から「実は財布を拾っていたけど、横領は罪になるから泥酔を利用して嘘をついていた」ことを打ち明けられるも、夫は自分を真人間へと立直らせてくれた妻の機転に強く感謝。妻は夫の労をねぎらい久々にと酒を勧めるが、夫はそれを断った。
「よそう。また夢になるといけねぇ」
第2話 饅頭怖い(まんじゅうこわい)
第3話 茶の湯(ちゃのゆ)
第4話 権助提灯(ごんすけちょうちん)
行ったり来たり
第5話 厩火事(うまやかじ)
「そんなにあたしのことが大事かい?」「当たり前だ、お前が指でも怪我したら明日から遊んで酒が呑めねえ」
夫婦漫才コンビの話。
日本フルパップのCMを思い出した。
第6話 明烏(あけがらす)
堅物の男、時次郎が騙されて吉原に連れてかれる。
どうしようもなくなって泣く泣く花魁と一夜を共にする羽目に。
結局は、花魁の魅力にすっかり骨抜きにされる。一方の花魁も、時次郎のあまりにうぶなところが気に入ってしまい、初見から惚れ込んで離さないという始末に。
第7話 猫の皿(ねこのさら)
上等皿で猫が売れる話。
第8話 出来心(できごころ)
泥棒の話。「これもほんの出来心でございます」と「裏は花色木綿」の2種類の落ちがある。
第9話 粗忽長屋(そこつながや)
「粗忽」とは、あわてん坊のこと。そそっかしい話。面白かった。
これが一番好き。
第10話 品川心中(しながわしんじゅう)
最終話 子は鎹(こはかすがい)
※身分
身分は見習い→前座(ぜんざ)→二つ目(ふたつめ)→真打(しんうち)からなる。
※落ち
落ち(おち)とは、笑い話など物語の結末のこと。多くの場合おかしみのある部分だが怪談などの結末も指すため一概には言えない。下げ(さげ)とも言う。