タイトル:いちばんやさしいアドテクの教本 人気講師が教える進化するWeb広告の運用法
著者:西井 敏恭,高瀬 大輔,佐藤 洋介,平野 裕亮,上村 崇 出版社:インプレス 発行日:2015-11-12 |
AppleがiOS9でアドブロック機能を導入したことで、WEB広告の在り方が話題になっている。
広告ブロックを正当化する「アド割れ厨」たちの話(http://anond.hatelabo.jp/20150919145704)
「広告とか邪魔だから消すしwww」と言いながら無料ではてブを使う馬鹿はゴミとしか言い様がないね(http://kyoumoe.hatenablog.com/entry/20150919/1442671034)
「アド割れ厨」……とは新しい。
確かに記事の指摘も一理ある。現行のWEBサービスでは[サービス無料+広告収入]で収益を得ている場合も多い。そこから広告収入が失われれば、残るのは無料サービスのみである。人は対価なしに働けない。既存のビジネスモデルは崩壊する。
で、この記事では法律を作れと言っている。
ソフトウェア、音楽、映画の割れ(無断複製)は数年前に法制化(違法化)された。ではアド割れ(広告回避)も法制化するべきなのか?既存のビジネスモデルを守るために有効な手段だとは思うが、倫理的な賛同が得られるか微妙だし、法律技術的にも難しそうな気がする。
まぁ、なんというか全体的に今さら感が強い。ポップアップ広告はGoogle(chrome)でもデフォルトで回避されるし、既にADBLOCKを入れているユーザーも多い。