稲村ヶ岳【登山】

テント泊2回目
前回楽しくて再度行く。
今度は奈良の稲村ヶ岳
洞川(どろがわ)温泉という観光地がすぐ側でアクセスはそこそこ便利
(洞川温泉-近鉄下市口駅バスが大体2時間毎に往来。)
1日目稲村ヶ岳、2日目は山上ヶ岳を予定。
(結局山上ヶ岳は断念。代わりに同川温泉に行く。)

10:38バス洞川温泉着。
登山口まで歩く。温泉街の楽しい雰囲気。
夏休みレジャーな家族連れで賑わう。登山客もそこそこいる。
宿屋街を抜けて登山口↓

割となだらかな道を3km歩き法力峠に到着。

山上辻(稲村小屋)の看板↓

稲村ケ岳山頂。見晴らしはそこそこ。

大日岳山頂。山頂で般若心経唱える一団と遭遇。
なぜ般若心経と思ったら、修験道で修験者(山伏などの行者)が「行」を行う際に唱えるものでもあるらしい。

れんげ辻の女人結界門↓
ここから大峰大橋方面へ降りる。

少し下ったところの沢の近くでテント泊して、翌日山上ケ岳に登ろうと予定。ここからテント場探しながら下っていく。
んで、途中水の音を聞き、登山道を外れて枯沢を登る。
標高1400Mくらいの地点に良い感じの水場発見↓

まぁここまでは良かった。
で、せっかくいい水場が見つかったから近くにテントを張りたい欲に駆られ無理してテント場を探す。
しかし、沢を登っても左右に逸れても、勾配が急すぎてとてもテント張れるような場所がない。どこ行っても急勾配。

しばらく彷徨ってかろうじてテント1ケ分の平地を見つける↓
ただ設営してから気づいたが急斜面に面してるし、落石ヤバイ。
落石もだけどアクセスも悪い。滑落しそうな急斜面を登ってやっとたどり着く場所。
しかし他に場所もないし、時間もそろそろ日没近いし諦める。

水場が良いのだけが救い。ただテントとの行き来で命の危険を感じる。滑落危なすぎ。ロープ必要なレベル。
暗くなる前にご飯を炊いて食べて、体を拭いて着替える。今日は上下すべて着替え持参。汗疹対策。
ってか水場だけ使って下山しつつテント場探せばよかったと今さら後の祭り。
よく考えたら水が使いたかっただけで水の近くでテント張りたいわけではなかった。便利は便利だけど必須条件ではなかったわ。
夜。言い知れぬ不安感に襲われる。
落石、熊、遠くで聞こえる雷鳴。なにか興奮して眠れない。
あと寝床が微妙に傾斜しててしっくりこない。気温も滝が近いからかダウン着ても寒い。
音楽聴きながら本を読み現実逃避。
『時砂の王』『ラットマン』2冊も読み切ってしまう。
本が面白かったのもあるけど、疲れてるはずなのに眠気がない。
朝。
結局途切れ途切れで4時間くらいしか寝れなかった。
昨日のテント場探しでだいぶ疲れてしまった気がする。疲れが取れてない。足もそこそこ痛い。寝ながらも考えていたけど予定変更で下山する。まぁ無理していいこともあるまい。
朝ご飯食べてやっと緊張がほぐれた気がする。一晩中なんだか落ち着かなかった。
下山。林道と合流↓

大峰大橋↓

バス停には10:30くらいに着く。
急いで帰る必要もないし洞川温泉に入っていく。ちなみに11:00開店。風呂はまぁまぁ。狭いし子供多くて落ち着かない。

風呂上りには近くの定食屋でアマゴ定食を食べる。おいしかった。

アマゴは、サケ目サケ科に属する魚
日本の固有種でサクラマスの亜種とされる。降海型や降湖型はサツキマス、河川残留型(陸封型)はアマゴと呼ばれる。
・渓流釣りの魚
サケ目=アマゴ、ヤマメ、イワナ
キュウリウオ目=アユ

◆1日目
バス洞川温泉(10:40)→登山口(11:00)→法力峠(12:30)→稲村小屋(13:30)→稲村ケ岳山頂(14:30)→大日岳山頂(14:50)→れんげ峠(16:00)→テント泊
◆2日目
下山開始(7:30)→林道合流(9:00)→大峰大橋(9:30)→同川温泉(11:00)→バス洞川温泉(12:20)
テント泊はやはり楽しい。
今回はちょっと失敗点が多かったけど。
予定の組み方は要反省。2連休で行くなら1日目登山、2日目観光、くらいがちょうど良いかも。

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