タイトル:秘密主義
著者:高田 純次 出版社:学研パブリッシング 発行日:2012-09 |
【秘密主義(ひみつしゅぎ)】
物事をすべて秘密にして他人に知らせないでおこうとする考え方。
自分は昔から秘密主義な人間だと思う。
最近は多少ましな気もするが、学生の頃は親に行動を知られるのを嫌ったし、友人にも趣味趣向は隠した。隠したというか、コミュ障で話せなかった一面もなきにしもあらずだが。コミュ障が先か、秘密主義が先か。
まぁともかく、秘密というほど大したものではないけど、人に話さないことがある。秘密主義である。
自分の秘密といえば、たとえば、オタク趣味は軽い友人くらいにならないと話さない。アニメとかラノベとか好きだけど、友人限定。リア充な年上の人には話さない。見てないことにしている。
エロ関係も軽い友人からくらい。AVとかエロサイト程度の話ならば誰とでもするが、エロゲーとかオナホールとか、レイプものが好きだとかは人を選んでいる。ほんとは変態ポルノ野郎なのに。言えない。
あと、アフィリエイト関連はまず話さない。極限られた友人のみ。これは普通に秘密にしている。
さて、自分が秘密にする原因は大きく3つあるように思う。
一つは、不利益。
女の人にAVの話をしたり、会社の人に副業の話をしたりするのは基本的に不利益しか生まない。秘密というか、時と場合を選んでいる。これは良い秘密主義。
一つは、恥。
純粋に恥ずかしい。趣味趣向がばれてしまうのが恥ずかしい。一般的なのなら良いのだけど、萌えアニメが好きとか、オナホール愛好家だとかを人に知られると恥ずかしい。相手が同類ならば恥もないのだけれども、自分からはまず踏み込まない。これが良くない。
一つは、保身。
不利益と似ているが、もっと不明確な感じ。未必の不利益。「保身」というより「人に嫌われたくない」か。知られると嫌われる(≒引かれる≒否定される)かもしれないから秘密にする。
大したことではないのに、気になる。「相手が巨人好きだったら嫌われるから阪神好きだと言えない。」みたいな感じ。人間どこに地雷を持っているかわからない。地雷を踏んで嫌われたくないのだ。これがすごく悪い。対人関係で「好かれる」「嫌われる」「無関心」の3択があるとして、難易度の高い「好かれる」を排除して「嫌われる」「無関心」の2択から後者を選択する。少しくらいの嫌われるリスクならば無視して「好かれる」方を選ぶべきなのに、できない。
秘密主義は悪である。
秘密主義の結果は悲惨なものである。まず、友人ができない。自分の情報開示に勝手に変なラインを引き、当たり障りのない話しかできない。人と親しくなれない。友達が少ない。致命的な欠陥である。もっと友達ほしいのに。
また、秘密が無駄に多いとよくわからない人認定されてしまう。会社の人とかに「休日何してた?」とか聞かれるけど答えに困る。「家で寝てました」とか「小説読んでました」とかごまかすけど。だって「アニメ見ながらエロサイト更新してたら一日終わっちゃったぜ☆」とか言えねーし。話しても不利益、話さなくても不利益。そんな人に言えない趣味やめちまえよって話なのかもしれないが。まぁそのあたりの不利益をうまくコントロールして話せたりうまくカモフラージュ出来る人にあこがれる。
何が書きたいのかわからんくなった。たぶん以下2点。
・恥を捨てて何でも話せる友達がほしい。
・恥ずかしくないプライベートがほしい。