「ホームズはパブリックドメイン」という判決が下され自由な利用が認められる
長編小説「緋色の研究」や短編小説の「シャーロック・ホームズの冒険」を始め、テレビシリーズや映画、アニメなど数々のフォーマットで広く親しまれているキャラクターといえば「名探偵」の誉れも高いシャーロック・ホームズで、著者のアーサー・コナン・ドイルが1930年に亡くなったいまでもシャーロキアン、またはホームジアンと呼ばれる熱狂的なファンがさまざまな研究を続けているほど。そんなホームズ作品は4つの長編と56の短編からなる60編の小説なのですが、その著作権の所在をめぐりアメリカで起こされていた訴訟で「ホームズの作品群は、いくつかの作品を除いてパブリックドメインに属するものである」という判断が下されました。
http://gigazine.net/news/20140628-sherlock-holmes-public-domain/
キャラクターの著作権。興味深い。
米裁判所は「『ホームズ氏とワトソン氏の人格が最後まで進化する』という主張で、すでに消滅している著作権を復活させることにつながるという論理は理解しがたい」と判決した。日本ではキャラクターに著作権はないのだったか。