半世界【映画】

「こんなこと、ひとりでやってきたのか」。山中の炭焼き窯で備長炭を製炭し生計を立てている紘は、突然帰ってきた、中学からの旧友で元自衛官の瑛介からそう驚かれる。何となく父から受け継いだ紘にとって、ただやり過ごすだけだったこの仕事。けれど仕事を理由に家のことは妻・初乃に任せっぱなし。それが仲間の帰還と、もう一人の同級生・光彦の「おまえ、明に関心もってないだろ。それがあいつにもバレてんだよ」という鋭い言葉で、仕事だけでなく、反抗期の息子・明にも無関心だったことにも気づかされる。やがて、瑛介の抱える過去を知った紘は、仕事や家族と真剣に向き合う決意をするが…。©2018「半世界」FILM PARTNERS

☆☆
アマプラ映画。
ハートフルな家族とか友情とかの物語。
がんばっても、ままならないけど、そんなもの。

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち【映画】

アマプラ映画。
3部作。
面白かった。クライム映画かと思ったら、プリズンブレイクしたり、ヒーローになったり。
よくわからないけど、面白い。

そこにいた男【映画】

深夜、とあるマンション内のエレベーターホールで血だらけの女(紗希)が座り込んでいる。煙草を吸いながらスマホで誰かに電話している。その横には、意識朦朧とした血まみれの男(翔)が倒れている。その光景にカメラを向ける住人ら、慌ただしく無線を飛ばす警官たち。取調室、二人の刑事と虚ろな目をした紗希がいる。柔和で悲しげな表情を浮かべながら、翔との関係を話し出す。ふたりの出会いは2年前にさかのぼる。映画製作のスタッフで下働きをしていた紗希は、撮影現場で俳優の翔に出会う。連絡先を交換し、ほどなくしてふたりは、体の関係を持つまでになる。紗希は翔を愛し、借金を重ね、番組の製作費を盗んでまで翔に身も心も捧げていた。だが、そんな翔に「もう一人の女」の影が…事件に至るまでの全貌が明らかになるとき、女たちの狂った「純愛のかたち」を知ることになる…(C)2020 CRG

☆☆
アマプラ映画。
34分の短編映画。「新宿ホスト殺人未遂事件」を題材としているらしい。
短編良いな。内容は可もなく不可もなくというくらいだったけど、コンパクトさが良かった。

ネガティブハッピー・チェンソーエッヂ【映画】

平凡な高校生山本陽介の前に現れた制服の美少女・雪崎絵理。彼女が夜な夜な戦うのはチェーンソーを振り回す不死身の男。何のために戦っているのか分からない。が、とにかくヤツを倒さねば俺たちに明日は来ない!らしい。

☆☆
アマプラ映画。
昔宣伝で気になってた気がする。タイトルが好き。
映画内容はイマイチだったかな。結局よくわからん。青春映画にしても何だったんだ感が強い。格好良く死にたい憧れと、でも実際は生きてるほうが幸せ、みたいな感じ?
ちょっと検索したら原作は『NHKへようこそ』の人だった。

The Name【映画】

都会を離れ茨城に身を寄せた男・正男は、自分の名前や身分を偽って生きていた。「本当の自分じゃない方が皆幸せなのさ」と嘘を重ねる彼の前に、見知らぬ女子高生・笑子が現れる。笑子は正男が周囲に名前を偽っていることを知りつつも、自分が何者なのか、何が目的なのかを明かさないまま正男と時間を過ごすようになる。そんな笑子を次第に受け入れ、娘と共にいるかのような幸せを感じ始める正男。しかし、笑子の秘密を知った時、彼女の本当の想い、そして自らの哀しい過去と向き合うことを決断する。そして心を閉ざし高校生活を送ってきた笑子も、演劇部で主演のひとりに選ばれて、少しずつ変わっていく・・・・・。(C)2018 映画「名前」製作委員会

☆☆
天才詐欺師譚みたいなのを想定して観たけど全然違った。
ハートフルな人情物語。
悪くはないけど、良くもない感じ。

記憶にございません!【映画】

国民から嫌われ、史上最低の支持率2.3%を叩き出した総理大臣・黒田啓介。ある日、一般市民の投げた石が頭に当たり、記憶喪失になってしまう。金と権力に目がない悪徳政治家から、一夜にして善良で純朴な普通の「おじさん」に変貌してしまった啓介。国政の混乱を避けるため、記憶喪失の事実を知るのは、直近の秘書官3名のみ。国民はもちろん、大臣たち、家族にさえ、記憶を失ったことを隠し、秘書官たちに助けられながら、ギリギリなんとか日々の公務をこなしていく……。(C)2019フジテレビ 東宝

☆☆☆
アマプラ映画。
面白かった。
評判悪い総理大臣が記憶をなくして、評判良い総理大臣になるみたいな話。黒田総理が元ネタらしい。
笑いどころが細かくてよかった。

カラスの親指 by rule of CROW's thumb【映画】

悲しい過去を背負ったままサギ師になったタケ(阿部寛)と、成り行きでコンビを組むことになった新米サギ師のテツ(村上ショージ)。そんな2人の元に、ある日ひょんなことから河合やひろ(石原さとみ)と河合まひろ(能年玲奈)の美人姉妹、それにノッポの石屋貫太郎(小柳友)を加えた3人の若者が転がり込んでくる。彼らもまた、不幸な生い立ちのもと、ギリギリのところで生きてきたという。これをきっかけに始まる他人同士のちょっと奇妙な共同生活。やがて、タケが過去に起こしたある事件が、彼らを一世一代の大勝負へ導くことになるが、この時は誰一人、それを知る由もなかった…。社会のどん底で生きてきた5人の一発逆転劇。そして驚愕の真実が明かされる…。 (C) 道尾秀介・講談社 / 2012「カラスの親指」フィルムパートナーズ

☆☆☆☆☆
非常に面白かった。
すげーわ。
なんか非常にハラハラした。
一世一代の詐欺。良く出来てるわ。

埋もれる【映画】

大手食品会社に勤めていた北見透(桐谷健太)は、自社の産地偽装を内部告発したことで会社を追われる。消費者を思う正義感からの行動だったが、結果的に職場仲間の人生を狂わせたことに悩む北見は、自らも妻子と別れることとなる。傷心のまま故郷に戻り、市役所の非常勤職員として働き始めた北見だが、力を持つ市長(大友康平)を中心に役所内にも癒着や不正が存在していた。(C)2014 WOWOW INC.

☆☆☆☆
面白かったけど、「結局なんのドラマだったんだ……」みたいな気分になる。
スッキリしない終わり方は、それこそがこの映画のテーマっぽくて良いなぁと思ったけど、スッキリさせてほしい感じもある。