レヴェナント:蘇えりし者【映画】

アカデミー賞3冠。主演:レオナルド・ディカプリオ×音楽:坂本龍一×監督:A・G・イニャリトゥのドリームチームで放つ、映画史上に残る強烈で壮大なサバイバルドラマが誕生した。過酷な自然の中で生き延びたハンター、ヒュー・グラスの実話を映画化。復讐の先に何かあるのか―。レオナルド・ディカプリオが悲願のオスカーを手にした迫真の演技で魅せる壮大なサバイバル・アドベンチャー。


アマプラ映画。
なんか神秘的な映画かと思ってみたけど、野蛮なおっさんの殴り合い映画だった。
微妙だなって感想だったけど、グラスは実在がモデルってのを知って、ちょっとだけ評価上がる。

電気海月のインシデント【映画】

2018年、福岡。他人のスマホを覗ける“ピンクのタブレット”が流通していた。調査を依頼されたのは、裏稼業専門探偵のライチとプログラマーの冬吾。二人は僅かな手がかりから真相に近づいていくが、ある日”シロオニ”と名乗るハッカーから身元を特定され、急襲を受けてしまう。やがてタブレットは日本中を震撼させる事件を引き起こし・・・福岡の暗部で繰り広げられるハッカー×探偵×アウトローの頭脳戦。


アマプラ映画。
サイバー犯罪捜査もの。
地道な手法で犯人を特定していくのは面白かったが、ヤクザパートはイマイチ。脳筋が過ぎる。

テイク・シェルター【映画】

田舎の工事現場で働くカーティスは、優しい妻と耳の不自由な娘と幸せな毎日を過ごしていた。しかしある日突然、恐ろしい大災害の悪夢にうなされるようになる。それを、実際に天変地異が起こる予兆と信じた彼は、避難用のシェルター作りに没頭していく。

☆☆☆☆☆
アマプラ映画。「悪夢に悩まされる男の話」。
レビューとか見てから視聴した方が楽しめると思う。前知識ないとファンタジーものと勘違いして見てしまいそう。
レビュー見ていると「神のお告げ」だとか「予知夢」だとか書いてあるものがあったけど、そういう幻想的なものではなくて、リアルな「統合失調症」とか「強迫性障害」とかがテーマ。
映画は、男が悪夢で目を覚ますところから始まる。
男の悪夢は様々パターンあって、飼い犬が襲ってくる夢を見たら犬を遠ざけ、嵐が来る夢を見たらシェルターを作る。みたいにどんどんエスカレートしていく。
端的に書くとただの頭の悪い「杞憂男」だけど、初めは普通の男だったのに、徐々に精神が蝕まれて行って、生活が破綻していくのが怖い。
不安や恐怖の対象が、犬から始まり、友人、挙句の果てには、妻も不安の対象になるのが恐ろしかった。
作中だけのフィクションではなく、自分もなりかねないと思うのが何より怖い。
統合失調症とかネット上では、ありもしない妄想の囚われている変な人だとバカにされがちだけど、自分もそんなことにはなるはずがない、と思っている。だからこその怖さがある。
作中の主人公も、自分の行動の異常性を自覚してて、統合失調症という病名も疑っていて、それでもなお、病気に呑まれていく様が怖い。妻も優しくて、友人も兄も助けてくれる。それなのに。っていう無力感が良い。
好きなシーンは、
・カウンセラーに自覚症状を話す場面。
・夢でなく覚醒時に嵐を見て、自分以外に見えていない妄想だと自覚する場面。
・妻が手を握り『耐えられる?』と尋ねる場面。
・シェルターを開けようと不安と戦う男の場面。
が好き。
シェルターの扉と戦うところは、常人の目から見ると「コイツは一体なにと戦っているんだ……」なのだけど、本人は人類滅亡レベルに追い詰められてるんだろうなぁ、と状況が面白い。
あとガスマスクのくだりも面白かった。
あそこは悪夢関係なく、TVニュースが原因で不安発症する。買いに行った先での『一番良いガスマスクください』ってセリフが好き。一体なんのためにマスクを買うのか……主人公から思考とか理屈が失われてる。
ラストも良い。解釈は分かれるかもしれないけど、ミイラ取りがミイラになったって展開なんだと思う。
EDも好き。『どうすればいい~今はただ走るだけ~♪』アルコール依存症とかもそうだけど、先に破綻が見えるけど、もうどうしようもなく今で精一杯なのだろうなぁ。わからんけど。わからんのだよなぁ。
あと作中で何度かあったけど、理由を聞かれたときに、ごまかすというか答えないのはどんな心理なのだろうか。説明しても理解を得られないことを自覚してるからなのかなぁ。
しかしも、理性が有るのか無いのかよくわからないよなぁ。幻覚妄想と分かっていて、理性が負けるのは、意志が弱いという解釈でよいのか?妻は耐えれた事象の解釈に依るのかな。「妻なら耐えれたから頑張れば他もいける」か「妻ぐらいじゃないと耐えられないほどつらい」か。
映画はバッドエンドに終わるわけだけど、現実を考えたとき、妻が夫を救えるルートはあったのだろうか。序盤からもう集中治療するのが最善だったのだろうか……。

パラレルワールド・ラブストーリー【映画】

目が覚めるたびに変わる2つの世界。【謎】を解き、真実にたどり着けるか!?ある日突然、崇史が迷い込んでしまった2つの世界。1つの世界は、愛する麻由子と自分が恋人同士。しかし、もう1つの世界では麻由子が親友の智彦の恋人に…。混乱する崇史の前に現れる、2つの世界をつなぐ【謎】の暗号。目が覚めるたびに変わる世界で、真実にたどり着けるのか?(C)2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会 (C)東野圭吾/講談社

☆☆☆
アマプラ映画。
原作は昔読んだと思うけど、全く覚えてない。
見てるうちに思い出しそうで思い出せないもどかしさを感じる。
結末を思い出したような気がしてたけど、そうでもなかった。
感想としては、イケメン有罪!BSSでありNTR。最近流行りの性癖を先取ってたのだなぁと思った。
しかしも吉岡里帆かわいいなぁ。
エロ目的で見ても満足できそう。

ザ・ファブル【映画】

どんな相手も6秒以内に殺す?“ファブル(寓話)”と呼ばれる謎の殺し屋は、裏社会で誰もが「伝説」と恐れる存在だった。仕事をしすぎた彼に、ボスが与えたミッション。それは、「一年間、誰も殺すな。一般人に溶け込み普通に暮らせ。休業中に誰かを殺したら、俺がお前を殺す。」ファブルは、佐藤アキラという偽名を使い、相棒のヨウコと共に、生まれて初めて一般人としての生活を始める。殺しを封じ、バイトをしたり、インコを飼ったり、≪普通≫を満喫しはじめた矢先、裏社会の人間たちが引き起こすトラブルに次々と巻き込まれる。ついにはファブルが一般社会で出会い、世話になった女性・ミサキが人質に取られ、事態は思わぬ方向に!ファブルは、ヨウコの協力のもと、「誰も殺さず人質救出」という前代未聞の無謀なミッションに挑む!(C)2019「ザ・ファブル」製作委員会


アマプラ映画。
原作既読。映画はイマイチ。
原作は漫画的な面白さが強いので、映像での再現に限界ある感じ。せめてもっとエロければ。

半世界【映画】

「こんなこと、ひとりでやってきたのか」。山中の炭焼き窯で備長炭を製炭し生計を立てている紘は、突然帰ってきた、中学からの旧友で元自衛官の瑛介からそう驚かれる。何となく父から受け継いだ紘にとって、ただやり過ごすだけだったこの仕事。けれど仕事を理由に家のことは妻・初乃に任せっぱなし。それが仲間の帰還と、もう一人の同級生・光彦の「おまえ、明に関心もってないだろ。それがあいつにもバレてんだよ」という鋭い言葉で、仕事だけでなく、反抗期の息子・明にも無関心だったことにも気づかされる。やがて、瑛介の抱える過去を知った紘は、仕事や家族と真剣に向き合う決意をするが…。©2018「半世界」FILM PARTNERS

☆☆
アマプラ映画。
ハートフルな家族とか友情とかの物語。
がんばっても、ままならないけど、そんなもの。

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち【映画】

アマプラ映画。
3部作。
面白かった。クライム映画かと思ったら、プリズンブレイクしたり、ヒーローになったり。
よくわからないけど、面白い。

そこにいた男【映画】

深夜、とあるマンション内のエレベーターホールで血だらけの女(紗希)が座り込んでいる。煙草を吸いながらスマホで誰かに電話している。その横には、意識朦朧とした血まみれの男(翔)が倒れている。その光景にカメラを向ける住人ら、慌ただしく無線を飛ばす警官たち。取調室、二人の刑事と虚ろな目をした紗希がいる。柔和で悲しげな表情を浮かべながら、翔との関係を話し出す。ふたりの出会いは2年前にさかのぼる。映画製作のスタッフで下働きをしていた紗希は、撮影現場で俳優の翔に出会う。連絡先を交換し、ほどなくしてふたりは、体の関係を持つまでになる。紗希は翔を愛し、借金を重ね、番組の製作費を盗んでまで翔に身も心も捧げていた。だが、そんな翔に「もう一人の女」の影が…事件に至るまでの全貌が明らかになるとき、女たちの狂った「純愛のかたち」を知ることになる…(C)2020 CRG

☆☆
アマプラ映画。
34分の短編映画。「新宿ホスト殺人未遂事件」を題材としているらしい。
短編良いな。内容は可もなく不可もなくというくらいだったけど、コンパクトさが良かった。